寝返りの介助
- あすなろスタッフ
- 2020年11月30日
- 読了時間: 2分
こんにちは。あすなろ訪問看護ステーションスタッフです。
本日は寝返りの介助方法についてお話ししたいと思います。
皆さんは利用者さんを寝返りしてもらう時はどのようにしていますか?

自身でできる場合はよいですが、介助で行う場合は少し力が入りますよね。
そもそもどういった姿勢で寝返りをするかによっても変わってきます。
というのも寝返りというのは体が横に転がるものなので、体を伸ばしている状態よりは丸まっている方が動きやすいのです。
というわけで寝返りを行う前に体が動くのであれば膝を立てて、手を組んで、頭を上げてもらうようにすれば必要な力が少し減ります。そして介助側の姿勢も変えることでさらに行いやすくなります。

身体が曲げれないなど上記の状態になることができないのであれば、環境や道具を検討していきましょう。まずはベッドがリハビリモードなど硬くできるものはその際だけ固くするなど工夫しましょう(寝返りなど動作が終わったら解除してくださいね)。
また寝返りに必要な力を減らすため、肩甲骨の下とおしりと大腿の間の下にタオルを入れ、そのタオルを引っ張ることで梃子の原理で力を増やし、少し寝がえりが容易になるかと思います。

タオルではなく、福祉用具のレンタルにて取っ手がついたクッションなどもあるため、介護保険の点数に余裕がある場合、そういったものを借りるというのも一つの手だと思います。
また何かご質問がございましたらよろしくお願いいたします。






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