痛いと感情
- あすなろスタッフ
- 2020年11月18日
- 読了時間: 2分
こんにちは!あすなろ訪問看護ステーションスタッフです。
今日は前回に続き痛みについて述べてみたいと思います。今日の痛みのテーマは感情です。
気持ちがイライラしたり、怒ったりしていると痛みをより強く感じてしまうことがないでしょうか。

そういった感情が落ち着かないと前回の記事に書いた様に視床下部からの働きで交感神経が過剰に働き、痛みをより強く感じたりします。
さらにうつ病などにかかるとセロトニンという物質の量が減ることがあります。セロトニンという物質は痛みに関係する神経を抑える効果があるため、鎮痛作用があります。しかしながら不安など続き、気持ちが沈むとセロトニンが減るため、痛みをより感じてしまう事となるのです。
というわけで気持ちが乱れと、痛みが出たりといいことはないわけです。
気持ちの乱れというのは何も自分が原因ではないこともあります。例えば自宅で生活していた人が施設に移る、慣れないデイサービスに行ったりするといったことがその人の不安を生み出すこともあります。私も慣れない環境にいくと不安になったりしますしね…
そういった環境の調整や、不安なことに対する対応、意欲的になれる促しなど、当訪問看護ステーションでは精神科の訪問看護も行なっており、しっかり対応させていただます。気軽にご相談ください!!
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