痛みのある方の目標設定
- あすなろスタッフ
- 2021年4月7日
- 読了時間: 2分
こんにちは、あすなろ訪問看護ステーションスタッフです。
本日はタイトルどおり痛みのある方に対しての目標の設定です。訪問リハビリの中ではたいてい痛みを慢性的にうったえるかたがいらっしゃいます。

その際に初回面接では痛みをどうにかしてほしい、マッサージしてほしいといわれて、その言葉を素直に契約としてマッサージに集中してしまうことがあります。しかしながら、というか大抵、その結果としてより痛みに本人が集中するようになり、実施後も痛みを探す生活になっていく事が多いです。
そのため、初回面接で意識的に話す必要があるのは、痛みがあっても生活できるようにすること、どの作業が今痛みで出来ないのかをしっかりと話しておく必要があります。そうしておくことで痛みに対しての対応方法なども一緒に考えたりと本人の痛みに対する認識を少しずつ変化させることに繋がります。(痛みがあるからこれはできない→いたみがあるが、これはやってみる等)
もちろん筋のリラクセーションなども介入としては必要ですが、根本的にはその方の生活のどこに障害がおきているのかを確認する方が好ましいです。
また一度マッサージ中心のアプローチを取ったとしても、再度面接を再評価という形で行い、軌道修正すれば大丈夫です。本日はややリハビリ職向けの話になりましたが、また次回も読んでいただけると幸いです。





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