訪問リハビリのバランス練習
- あすなろスタッフ
- 2021年2月15日
- 読了時間: 2分
こんにちは、あすなろ訪問看護ステーションスタッフです。
本日は訪問看護でリハビリをする際のバランス練習についてのお話です。

皆さんはバランス練習と聞くと何を想像するでしょうか?
片足立ち、閉脚立位、タンデム立位(足を縦に並べた姿勢)などでしょうか?
確かに上記の姿勢で練習すると狭い支持基底面で身体をこけないように維持する事ができるようになるかもしれません。
ただ1つ問題がありまして、何かに躓いたときはどうでしょう。すでに身体の重心が足より外にあるため、こけないように身体を戻すことはできません。
つまり、すでに崩れてしまった姿勢を保つためにはそこから足を踏み出して新たに身体を支える必要があるのです。高齢者はこの動きが非常に苦手です。すでに傾いた姿勢から、重心を移動してまた足を踏み出すとなると、筋の早い収縮や、重心移動のための体幹筋、感覚など多くのものが求められるからです。
そのため、上記の練習だけでなく、不安定な状況からのステップを練習する必要があります。実際文献を読むと、そういった練習での転倒リスクが減ったという報告があります。※1(下のリンクで中身を確認できます)
やり方は考えればいくらでもあるのですが、下の文献に参考になりそうな写真があるため、御覧ください。
バランス練習が必要な方がいらっしゃったらご連絡ください。一緒に練習させていただきます。






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